02:サリネライトレポートとは

サリネライトレポートとは、世界基準の品質鑑定「4Cグレーディングレポート」に、さらにプラスした輝きの鑑定となります。これはこれまでの鑑定書では測れなかった輝きそのものを数値化した鑑定書で、4Cの評価基準では測れない、内包物の位置やより細かなカットの形状の違いから生まれる輝きの違いを分析し、グレーディングした鑑定書となります。

これまで輝きにまでは基準値がなかったため、見る人によって価値が変わっていました。それを機械で測ることによって数値化し評価することで、ダイヤモンドの価値をより明確に知って頂けるようになりました。

ダイヤモンド4つの輝き

サリネライトレポートは総合評価の9段階中、4つの輝きの品質が全て最高値だとアルティメット★★★、順に★★、★という評価になります。ダイヤモンドの命とも言える輝きそのものの価値基準を設定しているので、本来の価値と見合った基準という事が出来ます。

1,ブリリアンス

ダイヤモンドの輝きは表面で反射する光と、内部に入り屈折し反射した光の2つに分けられます。その2つの総称をブリリアンスと呼んでいます。

「表面反射」という現象は日常においてどこにでも見る事が出来ます。ガラス窓、鏡、金属の反射等、ほとんどのものに表面反射は見られますが、その中でもダイヤモンドはその硬さゆえに最も強い表面反射を起こす宝石と言えます。表面反射にはカットされた面がどれだけ滑らかになっているかという事が必要になります。滑らかという事は、綺麗に磨かれているという事になりますので、磨く為に必要な「硬さ」を持っている事が輝きの必須条件とも言えるのです。

そして、反射量の条件として挙げられるもう一つの要素が屈折率です。ダイヤモンドの屈折率は宝石の中でもトップクラスになりますので、輝きの必須項目である「硬度」と「屈折率」両方を兼ね備えた宝石と言えます。これが、ダイヤモンドの輝きの秘密です。

2,スパークル

スパークルとは、動かしたときに星のきらめきのように見える光のことをいいます。(宝石一般はシンチレーションと呼んでいます。)ダイヤそのものだけでなく、光源と観察者の動きも関係してきます。

つまりスパークルとは、ダイヤモンド、光源、観察者のいずれかが動くことによって、目に届く光が交互に変化し見える現象なのです。これは綺麗な研磨面があればどのような石でも観察できます。しかし、綺麗な研磨面は硬ければ硬い程、表面が滑らかになりますので、やはりダイヤモンドの特性の一つである「硬さ」が強く影響すると言えます。

3,ファイア

ダイヤを見たときに虹色に見える輝きの事をファイアといいます。(宝石一般はディスパーションと呼んでいます。)もともと可視光線は7色になっており、空間を波のように動きながら伝わっています。その波長により7色見えると言われています。可視光線の内、一番波長の短い色が紫。波長の長い色が赤い光です。

宝石に入った光は屈折をし、波長毎に屈折率に差が出て色が分かれてきます。宝石には「分散率」という値があり、これによって単色光への分かれやすさ(分散しやすさ)が違います。つまりこの値が大きい程、ファイアを観察しやすいということです。

4,ライト・シンメトリー

こちらは左右対称に輝きを放っているかの評価です。ダイヤに含まれる内包物や細かいプロポーションの違いによって左右されます。ライトシンメトリーが優れているという事はどの角度から見ても均一に輝いているという事になります。

もっと詳しく

01:ダイヤモンドの品質を決める”4C”

02:サリネライトレポートとは

03:アイデアルプロポーションとは