COLUMN婚約指輪・結婚指輪にまつわるコラム

no.03【愛の歴史】結婚指輪はいつからするようになった?

結婚指輪はいつからするようになった?

小指につける「ピンキーリング」をはじめ、関節につける「ファランジリング」、指先につける「ネイルリング」などなど、今はいろいろな指や位置につけるためにデザインされた指輪があって、ファッションとしてカジュアルに指輪をつけることを楽しむ方も増えています。

そんな中、今も昔も特別な意味を持つのが、左手の薬指につけられる「結婚指輪」です。
結婚を誓い合った男女が指輪を贈り合う風習はいつから始まったのでしょうか。

そして、左手の薬指につける理由は?

今回は、結婚指輪の由来や歴史についてご紹介します。

最初は「売買の証拠」だった!?

「指輪」の起源についてははっきりとわかっていませんが、ギリシア神話には、ゼウスの怒りを買ったプロメテウスが罰として鉄の指輪をはめさせられるという話が出てきます。

ギリシア神話の創世期は紀元前15世紀頃、体系的にまとめられたのは紀元前8世紀なので、その頃には指輪というものが存在していたと考えられます。

結婚の証として指輪を贈る習慣が生まれたのは、紀元前1世紀頃、古代ローマ時代であると言われています。

と言っても当時は現在のように愛の証として贈られたというわけではなく、当時の結婚は「売買婚」という、お金で妻を買う形態が一般的であったため、お金を払った証として花嫁の父親に指輪を渡していたのが始まりだと考えられています。

指輪の交換は11世紀頃から

最初は、売買契約の証拠として贈られていた指輪ですが、次第に結婚することによる永遠の絆や愛を象徴するものへとその意味合いを変えていったと考えられます。

現在のような「結婚指輪」を最初に身につけたとされているのが、9世紀のローマ教皇ニコラウス1世です。

これ以降、貴族を中心に、結婚の証として指輪を身につける風習が広まっていきました。

11世紀には、花婿が花嫁に金の指輪を、花嫁が花婿に鉄の指輪を贈るという風習ができ、現在の結婚指輪の交換の儀式はこの頃から始まったと考えられています。

左手の薬指につけるのはなぜ?

古代ギリシアでは、左手の薬指の血管は心臓と直接つながっていると考えられていたと言われます。

また、さまざまな文化において、薬指には傷や病気を治す特別な力があると信じられてきました。

このような考え方があったことから、本来、特別な意味合いを伝えるものであった「指輪」は、左手の薬指につけられるようになったと考えられます。

ヨーロッパ圏の言語の元になっているラテン語をはじめ、さまざまな言語で、「薬指」は「指輪の指」という意味を持つ名称で呼ばれています。

また、カトリック教会では、1614年に制定された「ローマ典礼儀式書」によって、「結婚指輪は左手の薬指にはめる」ということが定められています。

指輪の丸い形は、「永遠の絆」を象徴するとも言われています。

特別な意味を持つ左手の薬指に丸い指輪をつけることには、「結婚相手と一生添い遂げたい」という願いが込められているとも言えるかもしれませんね。

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